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2016 Jul
11

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【いまさら人には聞けない?】最近話題のChatbotとは何か


2016年7月8日

最近話題のChatbot(チャットボット)ですが、皆さんはご存知でしょうか。
バズワード化していますし、新たなサービスが生まれようにも思えますが、
実はその登場は1960年代と、意外にも古くから存在しています。

では、なぜ最近になってまたChatbotが注目され始めたのでしょうか。
その理由と、主な機能などについて追ってみましょう。

目次
1.Chatbotとは
 ・Chatbotとは
 ・Chatbotの利用

2.Chatbotを展開している主なサービス
 ・Bots for messenger(facebook)/Messenger platform
 ・LINE bot API(LINE)
 ・Allo(Google)
 ・その他ベンチャー(Kik/Luka)

3.Chatbotの未来
 ・企業の営業活動を効率化する
 ・ユーザーの意思に関する明確なデータを収集できる

1.Chatbot(チャットボット)とは

・Chatbotとは

Chatbotとは、会話を自動化するプログラムのことです。
ヒトの代わりに自動でコミュニケーションを行ってくれるプログラムであり、「Chat=会話」「bot=ロボット」が語源の言葉です。
多くはチャット形式のUIであり、手軽にコミュニケーションを行うことが可能です。

・Chatbotの利用スタイル

現在のChatbotは、単にコミュニケーションをとるためのツールだけではありません。
人工知能をベースに、コミュニケーションをとりながらユーザーの問題を解決してくれるのです。
まだ発展途上ではありますが、そういった機能性から将来的には現在アプリで行われているほとんどの作業をChatbot上で完結させることが期待されています。

例えば、どこか近くのレストランへ行きたい時に、

① Chatbotで近くにあるレストランを尋ねる(ユーザーアクション)

② レストランの候補地が会話中の返事としてやってくる(Chatbotアクション)

③ 候補地のレストランから1つを選び、地図を尋ねる(ユーザーアクション)

④ Chatbotが地図を表示

といった①~④までの一連のアクションをChatbot上において一括で行える可能性があるのです。
従来であればwebブラウザを立ち上げて検索エンジンでキーワード検索をし、
ページをスクロールして店を選んで決定した後に、新しく地図アプリを立ち上げて店の名前を入力して…と、一つ一つのアクションを区切った作業が必要でした。
しかし、Chatbot上でその作業の全てを完結できるためにその煩わしさがなくなるのです。
要するに、今までアプリをわざわざ立ち上げていたのがChatbot1つで全て事足りてしまうような世界観が現れるかもしれない、ということです。

これまでのChatbotは予めプログラムされたメニューを組み合わせて返答のパターンを出力していましたが、最近話題となっているものこうして人工知能が備わったもの。
つまり、より洗練され学習機能が付加されたChatbotとして注目を浴びています。

こうした理由から、facebookやLINEがその新たな可能性を見出してChatbotの新サービス導入を発表しています。

2.Chatbotを展開している主なサービス

では、展開されているChatbotのサービスにはどのようなものが存在するでしょうか。

・Bots for messenger(facebook)/Messenger platform

米フェイスブックは、Bots for messengerという企業向けのチャットボットサービスを提供しました。
これは、企業向けの問い合わせ窓口として利用可能です。
つまり、カスタマーサポートや顧客からの問い合わせなどの対応がこのチャットボットで可能になります。
例えばCNNでは、ユーザーがチャットボット上で発言した関心のあるテーマについて、毎日そのテーマに関する要約記事を送信してくれます。
これにより、膨大な量の無関心な記事が送られてくるのを防いだり、膨大な量の記事から関心のあるテーマの記事をわざわざ探し出さなくて済むようになるはずです。
また、PonchoではChatbot上で会話することにより天気予報の情報を配信してくれたり、国内ではWantedlyが求人を探せるbotをリリースしています。

また、フェイスブックはMessenger platformをリリースし、誰でもオリジナルのbotを作成して公開できるようにもしています。

近い将来、今アプリで行っていることをMessenger1つで出来るようになるかもしれません。

・LINE bot API(LINE)

LINEは、先着1万名に無償でbotアカウントを自由に開発できるテスト用のプラットフォームを公開しました。
以前からLINEは様々な公式アカウントを用意して最新ニュースや天気予報、占い、翻訳などのサービスを提供していましたが、
開発者にbotアカウントを用いてプラットフォームを動かしてもらうことにより様々な試みを行っているのではないでしょうか。
現在では様々なアカウントが公開されていますが、中でも日本Microsoftが開発した人工知能搭載のbotである「りんな」は、
自動応答でコミュニケーションを取れることから人気を集めています。

・Allo(Google)

GoogleもAIを装備したスマートメッセージアプリを今夏リリースします。
特筆すべきその特徴は、Smart Replyと呼ばれる機能です。
過去のメッセージ内容から返信内容を予測して自動生成してくれるというもので、
ユーザーは返信時に何も入力する必要がなくなるのです。
これには学習機能が備わっているので、返信すれば返信するほど内容の精度も上がります。
また、送られてきた画像に対しても返信内容を自動生成してくれる機能が存在します。
このため、返信が億劫な時も写真に写っている内容に対して適切だと思われる返信内容を自動で考えてくれます。

・Kik(その他ベンチャー)

Kik(キック)は2010年にカナダで生まれたチャットボットのメッセージアプリになります。
アメリカでは10代の約40%が利用しているようで、絶大な人気を誇っているそうです。
昨年はWexin(英名Wechat、中国で最も人気のメッセージアプリで生活のプラットフォームになっている。このアプリでタクシーを呼んだり光熱費の支払いが可能)を運営するTencent(騰訊)より5000万ドルの資本金を調達しています。
ただし、残念ながら日本語にはまだ未対応。
これからの展開が期待されます。

・Luka(その他ベンチャー)

Lukaは主にアメリカやロシアで使われている、人工知能を備えたレストランに詳しいChatbotです。
チャットを通してレストランを検索・レコメンドしてくれたり、予約を手伝ってくれたりします。
最近では位置情報に基づき天気予報を配信してくれるbotや、最新のニュースを配信してそのニュースについて語ってくれるbotもリリースしています。
また、こちらも先日442万ドルの資金調達を達成しており、人々の更なるプラットフォームになることが期待されています。

3.Chatbotの未来

今後Chatbotの行方はどうなっていくのでしょうか。botの価値はなんなのか、我々に何をもたらすのか。

Chatbotは人工知能を備えた会話ロボットと、リアルタイムでかつ双方向でコミュニケーションを図ることを可能にしました。
このことは色んな可能性を秘めています。
他のアプリに取って代わる可能性を秘めていることは既に述べました。
それに加え、双方向でコミュニケーションを図るその性質から、chatbotは簡単なビジネスの窓口となりうるでしょう。
では、実際にどんなことを実現するのでしょうか。
以下はその将来予測になります。

・企業の営業活動を効率化する

botは営業部やコールセンターと同じ役割を果たすようになってきています。
つまり、ユーザーが検索して何らかの製品に関する調べものをしなくても、
botのアプリから関連するポイントやテーマを伝えればすぐに関連情報を教えてくれるようになるのです。
botが広く普及し、FacebookのMessengerなどが企業の営業活動におけるプラットフォームになれば、
人が動くよりもbotに任せた方がコストがかかりませんし、スケールしやすいメリットが生まれます。
したがって、営業やサポートに関する企業活動やその在り方が一変してしまう可能性があります。

・ユーザーの意思に関する明確なデータを収集できる

双方向のコミュニケーションにより、bot上でユーザーが意思表示をハッキリと行うことが予想されます。
このことから、例えばユーザーが欲しいと思う製品に関するやり取りを行った際に、
どんなものが欲しいのか、何を製品に期待しているのか知ることができるのです。
「他の色ないの?」「もっと安いのないの?」など、botとのこういったやり取りからユーザーの消費行動や嗜好を読み取れる…
人はbot相手に本音ベースで語ることもしばしばなので、企業にとっては良いアドバイザーになるのではないでしょうか。

これからchatbotを利用する人の数は徐々に増えていくでしょう。
日本でのFacebook messenger、LINEの利用者数はぞれぞれおよそ883万人、3413万人(米ニールセン調べ、2015年2月時点)と、相当な数の利用者がいます。
botを通じてこれだけの数にアプローチをすることができたなら、そのインパクトはとてつもないものになるでしょう。

皆さんもbotを使ったマーケティングを検討してみてはいかがでしょうか。


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